岩盤浴の特徴「遠赤外線」とは何か?温熱効果・性質を解説

岩盤浴の遠赤外線の性質岩盤浴について
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岩盤浴の1番の特徴は、遠赤外線です。

岩盤浴の遠赤外線って何?
遠赤外線にはどんな効果があるの?

このような疑問にお答えします。

【この記事の内容】

  • 岩盤浴の遠赤外線とは何か
  • 遠赤外線の温熱効果・性質

遠赤外線とは電磁波・光線の一種

遠赤外線とは、電磁波・光線の一種です。

電磁波は電気と磁気の両方の性質を持っている波であり、波長の長さによって呼び方が異なります。

波長の長さが長いものから順に並べた分類表はこちらです。

種類小分類用途・説明
電波テレビ放送
携帯電話の通信など
マイクロ波電子レンジなど
赤外線遠赤外線
中赤外線
近赤外線
ヒーター
赤外線センサーなど
可視光線赤色
黄赤色(橙)
黄色
黄緑色
緑色
青緑色
青色
青紫色
紫色
目に見える光線
紫外線太陽光線に含まれる
X線レントゲン撮影など
ガンマ線放射線の一種

マイクロ波は電子レンジに利用されていますし、X線はレントゲン撮影に利用されていて、身近なものも多くありますね。

人間が目にすることができる波長のものを可視光線と言いますが、波長の長い方から順に並べると、以下の順になります。

可視光線
  • 赤色
  • 黄赤色
  • 黄色
  • 黄緑色
  • 緑色
  • 青緑色
  • 青色
  • 青紫色
  • 紫色

赤より波長が長く外にあるものが”赤”外線、紫より波長が短く外にあるのものが”紫”外線と言います。

赤外線を更に細かく分類すると、以下の3つとなります。

赤外線の分類
  • 遠赤外線 … 可視光線から一番遠いもの(波長が長いもの)
  • 中赤外線 … 中間
  • 近赤外線 … 一番近いもの(波長が短いもの)

つまり、遠赤外線とは波長の長い赤外線ということです。

遠赤外線の温熱効果・性質

遠赤外線ヒーター

波長の長い遠赤外線には、モノを温める性質があります。

そして、遠赤外線は浸透力が強くモノの芯まで均一に温熱作用が届きます。

遠赤外線の暖房器具のヒーターや調理家電のトースター、炭火焼きの宣伝文句に「体の芯から温まる」とか「中までふっくら焼ける」といったものを見たことがある方が多いと思います。

これは遠赤外線の効果なのです。

遠赤外線より波動の長いマイクロ波は、食品を温める電子レンジに利用されています。

岩盤浴は遠赤外線で体の芯から温まる

岩盤浴で使用される鉱石や岩盤プレートからは遠赤外線が発生しています。

電磁波や遠赤外線は、自然界のあらゆるものから発生しています。

遠赤外線の中でも人体に優しく最も吸収しやすいものを育成光線といいますが、岩盤浴では育成光線が多量に放出されます。

そのため、温められた鉱石や岩盤プレートの上で横になると、そこから発生する遠赤外線(育成光線)によって体の芯から隅々までじっくりと温められます。

岩盤浴は低温にも関わらず体の芯から温まるのは、遠赤外線の効果によるものです。

岩盤浴はサウナみたいに高温じゃないのに体がポカポカになりますよね。

体の芯からじっくり温められると、出てくる汗はサラサラで臭いません。

岩盤浴の特徴 遠赤外線 まとめ

この記事では、岩盤浴の特徴の遠赤外線について、概要と温熱効果・性質を解説しました。

まとめ
  • 遠赤外線とは電磁波・光線の一種
  • 遠赤外線には波長が長くモノを温める性質がある
  • 岩盤浴は鉱石や岩盤プレートの遠赤外線で体の芯から温まる

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